Summary
Raspberrry Pi 4に向けて最新のRaspbianをmicroSDに設定する。
microSDカードへのOSインストールにはMac用のImagerアプリを使用する。
(公式サイトにはWin, Ubuntu用の設定アプリもある)
【2021.7.28追記】microSDカードの内容のバックアップやマイグレについて追記
公式サイトからMac用のImagerアプリをダウンロードしてMacにインストールし実行。
Operating SystemはRaspberry Pi OS (32-bit): A port of Devian with the Raspberry Pi Desktop (Recommended)を選択し、StorageにmicroSDカードを指定する。
microSDへの書き込みが完了するまでの詳細はこちら
Raspberry Pi OS (other)のメニューからはRaspberry Pi OS Lite (32-bit)やRaspberry Pi OS Full (32-bit)も選べる。
次にmicroSDカードを選択
WRITEで書き込み開始
microSDの内容が上書きされて消えてしまうことの確認
インストール開始
インストールが完了すると「Write Successful」のダイアログが表示される。
画面のカラーを確認できる画面が出た後、Welcome to the Raspberry Pi Desktopと表示される。
途中の画面の詳細はこちら
Welcome to Raspberry Pi Desktop!と表示され、このダイアログで初期設定を行うことができる。
設定手順の詳細はこちら
Welcome to Raspberry Piのwindowで以下を選択
Use EnglishとUSkeyboardにチェック
Change Passwordでパスワードを設定
Set Up Screen
黒い縁が表示されているのでチェックすると再起動時には黒枠が出ないように調整される
WiFi setting (skip)
今回は有線LANで接続しているのでskip
Update Software
セットアップが完了したら再起動。
再起動後には黒枠部分も消えて全画面使用できるようになっている
この後、pyenv, python, opencvなどを設定していく。
vimやemacsのインストールは以下のとおり
$ sudo apt-get install emacs
$ sudo apt-get install vim
USBメモリを接続してフォーマット
$ sudo umount /dev/sda1
$ sudo fdisk /dev/sda
$ sudo mkfs.ext4 /dev/sda1
同じ容量のmicroSDカードでも、メーカーが違うと実際に使える正味の容量が微妙に異なっている場合がある。そのような場合にパーティションを縮小してからコピーすると良いらしい。
同様にmicroSDカードのイメージをPCやMacにバックアップするとき、バックアップファイルのサイズはmicroSDカードの容量と同じになる。ほとんど使っていなくても固定サイズになるのでバックアップ効率が悪くなるしコピーに時間がかかる。
そこでパーティションサイズを縮小してからバックアップすることで、未使用領域を保存しなくて良くなる。コピー時間短縮&容量節約になる。