Qt5.9がインストール出来ない(2018.5.2)

High SierraにQt5をインストール(しようとして少しハマった件)

Summary
PythonでGUIなアプリを作りたいのでPySide/Qtをインストールしたい。Qt5用のmoduleであるPyside2はQt5.9にまでしか対応していないのでQt5.9をインストールする。
Xcodeがインストールされていないと怒られるが、Xcode4.3以降にインストールディレクトリが変更されたのを知らないQtインストーラのバグで、xcode-switchで回避可能。
PySide2のインストールについてはこちら。

インストールのやりかた

• Getting Started with QtおよびQt for Python GettingStartedの手順を参考にqt5.9をインストール。Python3のPySideはQt4またはPySide2はQt5.9にしか対応していないらしい。
  

• qtのホームページからopen source版のオンラインインストーラをダウンロード
  

• 実行するとアカウント登録しろと言われるので、qtのサイトでアカウント登録してログインすると次のような画面になる
  (Keychain Accessを起動してAll Itemsのところで右上の検索バーにlogin.qt.ioと入力して検索するとパスワードが確認できる)
  
  
  

• しばらくまたされたあと
  

• Xcode 5.0.0をインストルしろとおこられるが、うちのXcodeは9.3… orz.
  
  

• 調べてみると、Xcodeがインストールされる場所がある時期から変更されたのをQtのインストーラが知らないというバグらしい。ここには以下のようにすると書いてあるので、試したらうまくいった。
  

$ sudo /usr/bin/xcode-select -switch /Applications/Xcode.app/Contents/Developer 

Terminalから上記のコマンドを実行して、その後、Qt Setupに戻ってOKボタンを押すとインストールが再開。

• Qtのインストール先を聞かれるので、将来の追加を考慮してバージョン名に変更
  “/User/[username]/Qt/” –> “/User/[username]/Qt/Qt5.10/”
  
  
  
• インストールはQt5.10.1と
  

• ライセンスに同意した後
  

• installボタンを押して開始
  
  
  

• ひたすら待つ
  
  
  

• 完了
  
  

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