Linux Config Memo 工事中


更新日:Wednesday, June 02, 2004 4:49:45 AM

TurboLinux 7 Workstation を購入してインストールしたのを契機に環境整備のメモを残すことにする。


インストール履歴(忌まわしい過去の記録)

メールサーバを設定する/POP3の設定(2004.6.1)
pop3の設定は非常に簡単
/etc/xinetd.d/pop-3ファイル中の「disable = yes」行を「disable = no」に変更してxintetdを再起動。
# /etc/init.d/xinetd restart
/etc/hosts.allowに192.168.1.0/255.255.255.0を追加してLAN内からのアクセスを許可する。
LANにつないだノートPCからBeckyを立ち上げ、受信可能なことを確認。Good!
メールサーバの設定/Sendmail完了&nmapとdigコマンドでポートの確認(2004.5.31)
Sendmailの設定にことのほか手間取ったため、ポートの確認を行った。
# nmap -v localhost
# nmap -v 192.168.1.1
# nmap -v xxx.xxx.jp
DNSが引けているかどうかを確認するコマンドといえばnslookupだと思い込んでいたが、最近はdigというコマンドを使うのが正しいらしい。また、ポートのipchainsとiptablesが同時に起動してたり、ちょっと変な感じなのを発見。
そういえば昔、ダイヤルアップ常時接続を検討した際にポートフィルタ設定したかも・・・・
localhost -> localhost: ok
LAN上の他のクライアント -> linux box: ok
LAN上の他のクライアント -> 外部のSMTPサーバ: ok
linux box -> 外部のSMTPサーバ: NG

起動時してしばらくするとplip0がtimeoutしたという警告が出るようになった。
ネットワーク設定ツールでは起動しない設定になっているはずなのだが、挙動不審である。
LANの外部からhttpアクセスが出来なくなっていた。kerompaからもwebが見れない。
/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-plip0を編集して起動しないようにしたらwebまわりはなぜか解決したようだ。
しかも、外部ネットワークに「telnet xxx@xxx.xxx.jp smtp」とかすると必ずtimeoutしてたのも解決。
LAN内の別のPCからkerompaのSMTP経由でメールが送れることも確認できた。
なんとかwwwまわりを現状復帰できたので、とりあえず一段落。
メールサーバを設定する/Sendmailの設定(2004.5.30)
 × 自宅サーバでSendmailとimapを設定したい。
ルータのNATマッピングも必要か?
参考にしたサイトは次のとおり
http://www.e-sen.com/linuxserv/linux01.shtml#12
http://www.kkoba.com/linux/mail.shtml
1. /usr/lib/sendmail-cf/cf/sendmail.mcの編集
とりあえずkerompa.mcにコピーして編集の意気込みだけを見せつけたが、TurboLinux7では特に編集の必要がないため意味無し。(とはいえ一応、MASQUREADE_AS周辺だけ設定して様子見。)
2. /etc/sendmail.cfの作成
# cd /usr/lib/sendmail-cf/cf
# m4 ../m4/cf.m4 kerompa.mc > sendmail.cf.kerompa
# cp sendmail.cf.kerompa /etc/sendmail.cf
3. /etc/mail/local-host-namesの編集
受け取りたいドメイン名を列挙
4. /etc/mail/accessの編集
# newaliases /etc/mail/aliases.db < /etc/mail/aliases
ローカルのドメイン名と192.168.1.を追加してnewaliasesとやるが、そこで処理が帰ってこない。※1
5. /etc/initd/sendmailの編集
参考サイトを見習ってQUEUE=10mを追加。
6. リスタート
「/etc/init.d/sendmail start」、または、「/etc/init.d/sendmail restart」
デーモンを開始するが、開始までにむちゃくちゃ時間がかかる。なぜ?ハングしたかと思って何度もkillしてたが、待ってれば動いているらしい。
7. sendmail起動テスト
sendmail -bt -d0 </dev/null
SYSTEM IDENTITYが表示されず時間がかかる。起動に時間がかかるのと同じ理由だと思う。
8. 実際の送信テスト
localhost内の送信は確認できたが、localhostから外部に送信しようとするとtime out でmailqに溜まってしまってうまく送信されないことがわかった。※2
<考察>
※1結論としてネットワークの設定でFQDNがいいかげんに設定されていたのが原因らしい。DNSをちゃんと引けているかどうかが肝で、hostsファイルを編集したら起動に時間がかかる問題は解決した。
※2 とりあえず今日は(もう今日じゃなくなったけど)ここまで。少し敗北感あり。
続きはまた今度。「負けをみとめるまでは負けじゃねーぜ」とほざいておくことにする。
SSHに対応(2003.11.8)
OpenSSHはデフォルトで起動するらしい。
セキュリティ問題があるらしいので最新のrpmに変更して設定完了。
WindowsからTeraTerm+ttssh日本語版で接続してみたら問題なし。
HDDのバックアップ(2003.10.21)
HDDから異音がしてサーバが勝手に停止してしまう事象が発生した。カーネルはReiserFSに対応しているらしいので、コピーしてHDDを入れ替えることにした。
既存のHDDは/dev/hdaだが、新しいHDDを/dev/hdbに接続。fdiskで/dev/hdb/のパーティションを切り、ファイルシステムをext2からreiserfsに設定した。
/etc/fstabを修正して/target/にmountして元ディスクのディレクトリを以下のコマンドを用いてコピー
<例>
cp -a /home /target/home
HTMLディレクトリの認証(2003.10.10)
DynDNSに登録してインターネット上で試験が可能になるように設定した。
Basic認証で.htaccessファイルが配置されたディレクトリ以下をパスワードで認証しないと見られないように設定した。
#うまくいっているかどうか不安だが、とりあえずパスワードを聞いてくるようにはなった。
Bフレッツ導入&Apache+PHP4+MySQLのインストール(2003.10.5)
Bフレッツ上でサービス実験を行うため、Apache+PHP4+MySQLをインストールした。
とりあえずrpmをデフォルトで採用してみた。TurboLinuxのHPで最新のrpmにアップデートした。
libc5もなんか入れなおしてみた。
TurboLinuxのファイルお作法がデフォルトと微妙に異なった場所にインストールされていて気持ち悪い。
rpmで設定内容を確認する必要があるが、完全にわかるわけでもないので手間取った。
チェック:rpm -qs xxxxx
Alsaの情報 (2001.9.25)
AlsaRME audio DIGI96/8 Proのドライバがあることがわかったので、ソースをハッキングしてProdifが使えないかな?と思った。
Libc5のインストールその後 (2001.9.25)
SRPMではうまくいかなかったので、RPMで再挑戦することにした。
雑誌の付録についていたRedHat6.0のCD-ROMの中から、libc-5.3.12-31.i386.rpmを取り出してrpm -i --test libc-5.3.12-31.i386.rpmとやると、ld-linux.so.1に依存していると表示されたので、ld.so-1.9.5-11.i386.rpmも持ってきた。同様にrpm -i --test ld.so-1.9.5-11.i386.rpm では問題なし。
すでにインストールされているglibc2のファイルを上書きされては困るので、rpm -pql --dump libc-5*でインストールされるファイルを調べて既存のファイルとぶつかっていないか確認。ld.soも同様に調べる。
ぶつかっているファイルがひとつも無かったので、suになって、えいやっ!とインストール
rpm -ivh ld.so-1.9.5-11.i386.rpm
rpm -ivh libc-5.3.12-31.i386.rpm
これでLibc5のインストールは完了。
念願のバイナリも無事動作したが、昨日の苦労を思うとなんかやな感じ。
Libc5のインストール (2001.9.24)
×
TurboLinux7はLibc2(Libc6)のシステムだが、昔から使っているアプリケーションの互換性のためにLibc5のSheredLibが必要であることがわかった。WebからSRPMを持ってきてインストールしようとこころみたがうまくいかない。/usr/share/doc/HOWTO/translations/ja/の中にあるRPM-HOWTO.gzを読んでrpmの勉強。man rpmは少し不親切な気がした。
rpm -ivh libc5-4.4.46.srpm とやってファイルを展開したがTurboLinux7ではどこに展開されるかわからなかった。
/var/src/rpm/SRPMに展開されているのを発見。rootで作業するのは怖かったので一般ユーザディレクトリにそっくりコピーしてSPECSファイルの中身を見ながらpatchをあてる。
./configureの質問で、デフォルトがi586-linuxとなっている場所があったが、i586-pc-linuxとしなければならないことがわからず苦戦。次にcc1の場所はman gccでは/usr/local/lib/gcc-lib/または/usr/lib/gcc/にmachine/version/を探すとなっているが、TurboLinux7では/usr/lib/gcc-lib/にあるなど、微妙に変更されていることを発見。なんでじゃぁぁぁっと叫びつつln -s /usr/lib/gcc-lib /usr/local/lib/でへシンボリックリンクを張ってmake。問題の場所は通過したが./stringsのmakeでCREGの定義が無いとおこられた。
結論としては、SRPMは止めてバイナリのRPMを拾ってきたほうが良いということか?またまた惨敗の予感。
TurboLinux7 Workstation rpmによるアップデート (2001.9.23)
Kdeのファイルも一部アップデートした。先のネットワーク設定と合わせて、アプリケーション起動時のレスポンスは早くなった。安定性も増したような気がする。しかし、KDEのパッケージマネージャー(スーパーユーザーモード)は相変わらず突然消滅するなど挙動不審である。
Prodif96 Pro用ドライバ (2001.9.23)
× REMのホームページでProdif Plus用のalsaドライバを発見。とりあえずコンパイルに挑戦するもエラーが出て失敗。./configureの出力するMakefileもどうも怪しい。ファイルの配置も違う感じ。かなり時間を使った割には得るものも無く敗退。またこんど。
Sambaの設定 (2001.9.22)
TurboLinux7についてくるのは日本語版のSambaではないのでSwatも英語のまま。とりあえずGlobalとShereを設定してLAN上のWinマシンからホームディレクトリを参照できるようにする。ネットワーク設定がうまくいっていなかったのでSwatの起動で手間取った。直接Smb.confを編集したほうがよっぽど早い。これでLinux上のプログラムで作成した音声データを(Winマシンの)サウンドカードから聞けるようになった。プリンタの設定は急がないのであとまわし。
Mozzilaの設定 (2001.9.22)
オフライン動作中になぞのHPにアクセス不能だというコメントが出る(X.als.???.com とかいうアドレス)。怪しい。関連用語ホームページ検索機能がアクセスするのかと思って、機能を使わないように設定したが、まだ出る。なぜ?
TurboLinuxのネットワーク設定 (2001.9.22)
DHCPなダイアルアップルータ(192.168.1.1)があるのでWinマシンはそこからIPアドレスをもらう設定にしているが、Linuxマシンぐらいは独り立ちさせたいので、192.168.1.10を割り当てることにした。
インストール時はDHCPな設定だったのでTurboNetCfgで設定を変更したが、rxvtやXemacsの起動に異様に時間がかかるし、設定ツールは途中で消滅するし、ifconfigで確認するとeth0が動いていたり停止状態だったりと動作が怪しい。
TurboNetCfgの設定時にタイプミスがあったことと、なぜかroutedがあがってしまっていたことが原因らしい。
変なコマンドに頼らないで自分でファイルをいじって設定した方がよっぽどいい。pingは通ったので、とりあえずchkconfigでroutedを停止して/etc/hostsと/etc/network等を編集する。/etc/sysconfig/static-routesを直接編集したが/sbin/routeコマンドの出力はNULLで、設定は反映されていないようだ。
とりあえずこれでアプリケーションの起動に異様に時間がかかることはなくなったが、モジラの動作が怪しい。
KylixのInstall (2001.9.10)
すでにダウンロードしていたKylixのファイルを使ってrootでインストール。インストールは問題なくできたが、ユーザ権限で起動すると???な事態になった。再起動して2度目のトライではなぜかうまくいった。???
USBプリンターの設定 (2001.9.9)
× pipe830_3300はインストールできた。/dev/usb/lp0の設定が必要なはず。まだ動かないのでまた今度。
サウンドカードの設定 (2001.9.8)
i810チップセットのサウンドデバイスはデフォルトで動作した。すばらしいぞTurboLinux。しかし予想通りProdif96 Proは動かず(というかドライバすらない)。とりあえず音は出たのであとまわし。
Installing TurboLinux7 Workstation (2001.9.8)
先行予約していたTurboLinux7 Workstationが届いたので、早速インストール。GUIのインストーラでインストール作業はなかなか快適。